初めて公開された損害賠償請求
受取額の現在価値の合計が当初投資額の100億円に等しくなるように、IRRを計算しますと10.6%になります。
このように、為替を伴うキャッシュフローのスワップも頻繁に行われており、これまで見ていただいた2つの例は、本当に基本的なスワップばかりです。
しかし、いずれのスワップにしても、将来の不確実な要素、例えば最初の例では、短期金利、次の例では将来の為替レートを確定する効果がスワップにはあることがおわかりいただけたと思います。
デリバティブ先物の説明に入る前に簡単にデリバティブについて説明しましょう。
デリバティブは「派生商品」と訳される場合が多いようですが、具体的には、先物、オプション、スワップなどを含め、かなり広い範囲の「金融派生商品」を指して使われる場合が多く、どこまでをデリバティブに含めるかというコンセンサスはいまのところないようです。
したがって、ここでは説明の順番の都合上、スワップが本節の前に説明されていますが、実際にはデリバティブという用語は、スワップも含めた広い概念で使われると考えてください。
さあ、それでは先物の説明に入りましょう。
先物という言葉を聞いて何を連想しますか。
一体先物とは何なのでしょうか。
先物というくらいですから、何かが先にあるのかなあという疑問がわきます。
普通先物という場合には、決済、つまり何かを買う、または売る時に、その何かとお金を交換する時が、通常の取引より、かなり先に行われる場合の取引を先物取引といいます。
そして、先物取引で取引される「物」とその「取引」を、通常「先物」と総称します。
もう少しわかりやすく説明しましょう。
日本には、いま個別株式の先物は存在しませんが、説明のために個別株式の先物が取引されているとします。
また、IRRのところで登場した、首都食料鰍ノも登場してもらいます。
東京株式市場では、毎日株の取引が行われており、首都食料鰍フ株式も毎日値段が付いています。
もしあなたが、今日、近くの証券会社に出向いて首都食料鰍フ株式を買うと、決済日は今日も入れて4日後です。
これが株を買う時の通常行われている「現物取引」と呼ばれている取引です。
もし、明日買いに行けば、決済日は明日から4日後で、以降、買う日が1日ずつ伸びるに従って決済日も順々に1日ずつ伸びていきます。
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